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【プロが教える】スキー場の専門用語紹介!!

こんにちは!

プロスキーヤーの小原健汰です

大学を卒業してレーシングスキーの修行で3年単独海外転戦し、

現在はスキーのレッスンで生計を立てています

この記事では

スキー場の施設や簡易区域内での専門用語

についてご紹介します!

  • 初めてスキー場
  • 初めてのスキー

分からない単語が沢山出てきますよね?

でも大丈夫。ここでジャンル別に紹介致します!

それではいってみましょう!

ゲレンデ

スキー場の斜面その物の事を指します

スキーで滑る場所、

スキー場がスキーヤーのために開放している場所がゲレンデ!

という認識でOKです!

シングル・トリプル・クワッド(リフト)

基本的にリフトは二人乗りですが、

最大乗車人数によって呼び方が変わることがあります

  • 1人乗りはシングルリフト
  • 3人乗りはトリプルリフト
  • 4人乗りはクワッドリフト

と呼ばれることが多く、

コースの名前と組み合わせて呼ばれることもあります

中にはさらに多い人数が乗車できるリフトもあります

(例 むしゃコースのクワッドリフト→むしゃクワッド)

バーン

バーンとはゲレンデに付いている雪の斜面の総称です

基本的にゲレンデと同じような場面で使われますがイメージ的には、

  • 切り開かれた土地そのものがゲレンデ
  • そこに雪が積もっている場所がバーン

特に決まりは無いと思います

バーンコンディションなどは名前の通りバーンのコンディションを表す単語ですが、

よく使われているのを目にします

斜度

スキー場における斜度とは、

コースの角度を指し、同時に難易度を表します

斜度が上がれば上がるほど上級者向けで、

一概には言えませんが、

  • 10〜15度が初心者向け
  • 15〜25が中級者向け
  • 25〜35が上級者向け

スキー場によっては45度のコースも存在する様です

↑崖です

雪質

雪質とは雪の質を表す単語です

当たり前っちゃ当たり前ですね

今日の雪質どう?

みたいな感じで使われます

雪質は本当に様々あり、

  • 深雪(パウダースノー)
  • ザラメ雪
  • アイスバーン
  • ナチュラルスノー
  • 人工雪

などが挙げられます

パウダースノー(パウダー)

新しく降り積もった雪がそのままゲレンデに残っている状態

フワフワで柔らかく人気もありますが、

埋まったら出るのが難しいことも多いので初心者の方は注意が必要です

とはいえ、しっかり対策して滑れば病みつきになる楽しさで、

パウダーが有名なスキー場にはたくさんのファンがいます

むしゃ

日本は世界的にもパウダーが有名で、

海外から多くの観光客がJapanese Powder(ジャパウ)

を求めて訪れます

ザラメ雪

雪が気温によって溶け、粒が大きくなっている状態

溶ければ溶けるほど雪質が緩み、スキーがコントロールしにくくなります

アイスバーン

雪の中の水分が気温によって固まり硬くなったバーン状況

アイスバーンでもレースで使うようなほぼ氷のバーンから

一般のスキーヤーでも楽しめるちょうどいい硬さの物もあります

基本的に難易度は高いと思っていいでしょう

天然雪(ナチュラルスノー)

自然に降り積もった雪のことを指します

地域によって硬さや雪質が異なり、

  • 降雪する際水分の多い土地ではしっとりと重く
  • 水分の少ない土地ではサラサラで軽い

雪質になります

人工雪

天然雪と対照的に、

降雪機によって人工的に降らせた雪のこと

基本的に硬い雪質が多く、

一年を通して安定しているのが特徴です

ピステン

これはズバリ圧雪車のこと

ピステというのが外国語でスキー場の敷地の事を指しますが、

この名前は圧雪車の製品名であるピステンブーリーから来ていると思われます

↑おそらくです

整地、不整地

整地

ピステンによって踏み固められたバーンのこと

名前の通りスキー場の管理のもと整備されてますので

  • スピードも出しやすい
  • 初心者でも滑りやすい

という特徴があります

不整地

スキーヤーの滑ったままに放置されているバーンが不整地です

不整地は沢山のスキーヤーによって滑った跡がそのまま残っていますので

  • 雪が降れば柔らかいし降らなければ硬い雪質
  • 沢山の凸凹でコブになっている場合が多い

という特徴があります

むしゃ

初心者の方は不整地を避けて、

まずは整地を選んで滑るようにしましょう

フォールライン

坂になっているのがゲレンデ

ここまではOKかと思います

しかしスキー場の管理によっては、

坂に対して斜めにコースが設定されている場合もあります

フォールラインというのは、

重力の影響でものが坂を転がっていく方向を指します

坂の上でボールを転がして転がっていく方向がフォールラインです

フォールラインに対して斜めに横切るようなコースでは、

片側のターンが下りが強く

反対のターンが上りが強くなります

これを片斜面と呼びます

斜面変化

コースの途中で

斜面の斜度が変わるポイントのことを斜面変化と言います

コースは基本的に同じ斜度で作られていることが多いですが、

コースの途中で斜度が大きく変わることがあります

このような場合コースの難易度も変化するので注意しましょう!

まとめ

今回は代表的な専門用語をまとめてみました!

これだけ知っておけばスキーヤー同士の会話にもしっかり混ざれると思います

まだまだ紹介してない専門用語もありますので

マニアックなやつとかあるよ

これが分からない等ありましたら

お問い合わせからお気軽にメッセージください!

ぜひ記事にしたいと思います!

それでは専門用語をバシバシ使って最高のスキーライフを!

またね!