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【意外と簡単】ブーツの履き方・脱ぎ方について解説

こんにちは!

プロスキーヤーの小原健汰です

大学を卒業してレーシングスキーの修行で3年単独海外転戦し

現在はスキーのレッスンで生計を立てています

この記事を読めば

ブーツの履き方が分かる

ブーツの脱ぎ方が分かる

楽にブーツを履けるようになる

それではいってみましょう!

バックルタイプの確認

まずは自分のブーツの種類を確認してみましょう

特に大切なのはバックルのついている場所

前についていれば「フロントバックル」

後ろについていれば「リアエントリー」

この2タイプでは

ブーツの開く向きが異なりますので

足の入れ方が異なります

フロントバックルは

前側が開き上から長靴を履くように上から足を入れます

リアエントリーは

後ろ側が開きブーツの後ろから足を入れます

まずは温めて

ブーツを履く前にブーツを必ず温めましょう

ストーブの前や、暖かい部屋でしばらく置いておき

樹脂を柔らかくしておきます

こうすることで圧倒的に履きやすくなります

ただ注意点として

暑い場所に長時間置きすぎると

変形する等のリスクがあります

また、温める際はインナーやインソールも

変形の可能性があるため温めすぎに注意して下さい

履く場所について

ブーツを履く場所は出来るだけ平らな場所を選んでください

  • 雪の上
  • 濡れている
  • 傾いている

上記のような場所は上級者向けです

一番履きやすいのは椅子のある室内です

座れる椅子が近くにあると

バックルを締める際などに座れてとても楽です

実際に履いてみよう

それでは実際に履く際の手順を紹介します

バックルの確認

全てのバックルが受けから外れているか確認します

外れている状態↑

外れていない状態↑

バックルが1つでも外れていないと絶対に履けないので注意しましょう

手でシェルを広げる

長靴に足を突っ込む時のように

足だけでブーツを履こうとせず

皆さんやりますよね?私はやります。

両手でシェルのバックル側を広げながら履きます

そうすることで足の入る時のストレスがかなり無くなります

インナーを履いたまま少し脱ぐ

これ、やるとやらないでは大違いです

足がブーツの中に入ったら

すぐにバックルを締めようとしないで

一度インナーごと少しだけシェルから出します

インナーだけ履いている状態でシェルだけ少し脱ぐ感じです

その後もう一度シェルを履きます

そうすると踵の収まりが格段に良くなります

タングの位置を調整する

しっかり踵が靴に収まったら

タングを押したり引いたりしながら

位置を調整します

出しすぎてもよくないですが

自分がしっくりくる位置に調整します

ブーツ踏みつけについて

ブーツを履いた後にブーツをガンガンと踏みつけると

確かに収まりは良くなります

ただ注意点としては

床に傷つけないように配慮する

ブーツのソール(底)が変形する可能性がある

ことを十分理解し行って下さい

むしゃがブーツを踏みつける際は

踵の角ではなく足裏全体をトントンと踏みつけるイメージでやります

バックルを締める

最後に全てのバックルを締めて終了です

バックルはつま先に近いバックルから締めていきます

最初から強く締めすぎず

徐々に強めて調整していきましょう

紐付きインナーについて

最近はインナーに紐がついていて

締め込めるものが発売されています

特に上位モデルに多いですが

このようなタイプは先にインナーを履きます

その後インナーごとシェルに入れる手順となります

・ブーツの脱ぎ方

ブーツの脱ぎ方は先ほどと逆の手順で行います

  1. ブーツのバックルを全て外す
  2. シェルを両手で広げ少し足を出す
  3. インナーの後ろを押さえて足を引き抜く

脱ぐ時の方が簡単かと思いますが、

足を抜く際にシェルに脛が挟まらないように気をつけて下さい

結構痛いです

まとめ

ブーツを履くときに一番大切なのは温めること

と言っても過言ではありません

かなり履きやすさに違いがあります

平らな場所で履く

というのも大切です

慣れてしまえばどうということはないので

ぜひこの記事を参考にして

ストレスなくブーツを履けるようになって下さいね!

それでは最高のスキーライフを!

またね!