Uncategorized

【大怪我する前に】スキーの正しい履き方と4つのコツ

こんにちは!

プロスキーヤーの小原健汰です

大学を卒業してレーシングスキーの修行で3年単独海外転戦し、

現在はスキーのレッスンで生計を立てています

この記事を読めば

スキーを簡単に履けます

スキーを正しく履けます

スキー中のリスクを減らせます

それではいってみましょう!

はじめに

スキー板の各部位の名称と役割について

分からない事がある方は

こちらの記事をご覧ください↓

【プロが解説】スキー板の専門用語紹介!スキー板について詳しく知ろう! スキー板購入や、初スキーの際に知っておくべき専門用語をプロスキーヤーが丁寧に解説します!...

スキーの履き方

スキーを履く際に大切なことは以下の4点です

  • 平らな場所にスキーを置く
  • ヒールピースが下がっているか確認する
  • ブーツの裏の雪を取る
  • つま先から履く

これは上級者でも初心者でも

関係なく実施している事なので

厳守レベルで大切です!

では1つずつ見ていきましょう

平らな場所にスキーを置く

スキーを履く際に

傾斜のある場所や

スキーが安定しない凸凹の場所に

スキーを置いてしまうと

スキーが横向きにひっくり返って

履けないことがよくあります

むしゃ

これ、私もよくやりますし、よく見かけます

上級者になると足で直せたりしますが

最初のうちは何度も直して失敗して

というのもよく見かけます

なのでスキーを履く際は

平らな場所に置きましょう

また、どうしても斜面で履かなければならない時

スキーを雪に何度も押し付けて

その場所だけ平らにするのも有効です

ヒールピースが下がっているか確認する

ブーツを板と繋いでいるビンディングですが

ヒールピースは可動式です

ヒールピースが動くことでスキーが着脱されます

履いた際にヒールピースが上がり↓

脱いだ際にヒールピースが下がります↓

つまりヒールピースが上がっている状態では

ブーツは入りませんので注意が必要です

また転んでスキーが外れた場合や

誤解放した場合などは

ビンディングが上がったままなので注意して下さい

ブーツの裏の雪を取る

ブーツをビンディングに入れる際

ブールの裏(足の裏)に

雪がついている

うまくブーツがビンディングに収まってくれません

仮に履けたとしても

斜めになっていたり

隙間があったりと誤解放の原因にもなります

必ずブーツの裏の雪を落としてからスキーを履きましょう

雪の落とし方ですが、

ブーツの裏をそのままビンディングに擦り付けたり、

ブーツとブーツをぶつけたりすると、

簡単に落ちてくれます

ブーツの裏には

湿気の高い雪ほどよく張り付く傾向があります

つま先から履く

これは、ビンディングの構造上の問題です

ヒールピースが可動式のため

まずはつま先をトゥーピースにはめ込んで

それから踵を踏み込み

ヒールピースに装着します

この時、「バチン!」

という音が鳴るまでしっかり踏み込むのが一般的です

スキーの外し方

スキーを外す際は

履いた時と逆の順番で進めましょう

まずはヒールピースを下げます

大体のスキーはヒールピースの上に

穴が空いていたり

凹みがあったりしていて

そこにストックをさしてヒールピースを下げます

傷つく場合が多いので

神経質な人は手を使って外す人もいます

その後につま先をトゥーピースから外します

これだけでスキーは外れるので

あとは回収するだけです

スキーを外す際は

  • ゲレンデの真ん中でないか
  • 外した後にスキーが流れてしまわないか
  • 人の邪魔になる場所ではないか

など、外した後のことを考えておきましょう

まとめ

スキーを履く流れは以下の通りです

  1. 平らな場所にスキーを置く
  2. ヒールピースが下がっているか確認する
  3. ブーツの裏の雪を取る
  4. つま先からトゥーピースに差し込む
  5. ヒールピースに踵を合わせて踏み込む

慣れてしまえば非常にシンプルなので

気負うことなくトライしてみて下さい

それでは最高のスキーライフを!

またね!